- 楽天モバイルとmineoはどこが違う?
- 楽天モバイルがおすすめな人は?
- mineoがおすすめな人は?
格安SIMってたくさんあるので、どれが良いのか迷ってしまいますよね。
また、どうやって比較すればよいか分からない人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、楽天モバイルとmineoに焦点を絞って、両者の特徴を比較しながら、どちらがおすすめなのかを解説します。
楽天モバイルとmineoの主要サービス比較

まずは、楽天モバイルとmineoの主要なサービス内容を紹介します。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ | mineo | |
---|---|---|
運営会社 | 楽天モバイル株式会社 | 株式会社オプテージ |
月額料金/ データ容量 ※mineoはデュアルタイプ (音声通話+データ通信) の値段 |
0~1GB:0円 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
通信エリア | 全国 | 全国 |
通話料(国内) | 0円 ※Rakuten Link使用時 |
22円/30秒 |
申込み方法 | 店舗 or WEB | 店舗 or WEB |
キャンペーン | 有 | 有 |
以降では、これらの特徴について詳しく比較・解説していきます。
【比較①】月額料金・データ容量
楽天モバイル |
mineo ※デュアルタイプ |
||
楽天回線 エリア |
パートナー回線 エリア |
||
月額料金 | 0~1GB:0円 1~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20~無制限:3,278円 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
|
データ容量 | 無制限 | 5GB | プランによって 異なる |
データ容量 超過後の 通信速度 |
- | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
月額料金を見ると、楽天モバイルとmineoはともにデータ使用量に応じて月額料金が変化します。
両者の違いをグラフにすると、以下のようになります。

0~3GBまでは楽天モバイルの方が安く、3~10GBはmineoの方が安いですね。
したがって月額料金に関しては、ユーザーのデータ使用量によってどちらがお得なのかが異なり、
◆ 0~3GB ⇒ 楽天モバイルの方がお得
◆ 3~10GB ⇒ mineoの方がお得
◆ 10GB~20GB ⇒ 料金は同じ
◆ 20GB以降 ⇒ mineoは20GB以上のプランはなしで、楽天モバイルのみがデータ使用可能
という比較結果になります。
ただし、楽天モバイルには2つのエリアがあり、それぞれでサービス内容が異なるので注意が必要です。
具体的には、楽天回線エリアであればどれだけ使っても高速通信が可能ですが、パートナー回線エリアだと5GB以降の通信速度が1Mbpsに制限されます。
楽天回線エリア・パートナー回線エリアの特徴については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。
【比較②】通話/SMS料金
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ | mineo | ||
---|---|---|---|
通話 | 国内 ⇒ 国内 | Rakuten Link使用時:0円 | 22円/30秒 |
国内 ⇒ 海外 | |||
SMS | 国内 ⇒ 国内 | Rakuten Link使用時:0円 | 送信文字数に応じて 1回あたり3.3~30円 |
国内 ⇒ 海外 |
楽天モバイルは、「Rakuten Link」という専用アプリを使用して通話/SMSすると、料金が0円になります。
つまり、どれだけ通話/SMSを利用しても一切料金がかかりません。
一方mineoは、使用量に応じて料金が変化する料金体系になっています。
したがって、通話/SMS料金の面では楽天モバイルの方が優れています。
ただし、楽天モバイルでも「Rakuten Link」を使用せずに、通常の電話アプリで電話/SMSをすると、料金が発生するので、必ず「Rakuten Link」を使用しましょう!
【比較③】通信エリア
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
mineo | ||
通信エリア | 全国 | 全国 |
両者ともに全国通信が可能なので、この点についてはドローです。
しかし、楽天モバイルの通信エリアには一点だけ注意が必要です。
楽天モバイルは、一部都道府県(主要都市)のみにしか自社の基地局回線は利用できず、それ以外のエリアはauの基地局の回線を借りて、通信サービスを受ける形となっています。
そのため、
◆ 楽天回線エリア
◆ パートナー回線エリア
と呼ばれるエリアが存在しています。
これらのエリアによって通信速度・データ容量が異なるので、契約前にご自身がどちらのエリアに属しているのかを、通信・エリア (公式サイト)でチェックしましょう!
【比較④】デザリング
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
mineo | ||
デザリング機能 | 〇 | 〇 |
両者ともに、デザリングサービスを有しています。
しかし、データ容量は
- 楽天モバイル:無制限
- mineo:20GB(データ容量が一番大きいプラン)
であることを考慮すると、デザリングに関しては楽天モバイルの方が優れています。
というのも、デザリングを行うと通常利用よりもデータ通信をしてしまうので、いかに多くのデータ容量を有しているのかが重要になるからです。
ちなみに、デザリングの通信速度や固定回線化(楽天モバイル)については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。
【比較⑤】対応端末
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
mineo | ||
Android | 〇 | 〇 | |
iOS | 〇 | 〇 |
両者ともにAndoroid・iOSに対応しているため、この点はドローです。
ここで、
楽天モバイルってiOSだと一部機能が利用できないんじゃないの?
と思ったかたもいるでしょう。
確かに、これまで楽天モバイルはiOSだと一部の機能が利用できませんでした。
しかし、2021年4月27日にiOS14.4以降を搭載し、キャリア設定アップデートを実施すれば、以下のiPhoneでもすべての機能が利用できるようになりました。
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
楽天モバイルの最大のデメリットであった「iOSの機能制限」も解消できたので、本格的に楽天モバイルをおすすめできるようになりましたよ!
ちなみに、キャリア設定アップデートの更新手順については、公式サイトでご確認ください。
【比較⑥】申込み方法・サポート
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
mineo | ||
WEB | 〇 | 〇 | |
店舗 | 〇 | 〇 |
両者ともにWEB・店舗の両方で申し込みやサポートを受けられるので、この点についてはドローです。
ちなみに、店舗申込みの方法やメリット・デメリット(楽天モバイル)については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。
【比較⑦】キャンペーン
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
mineo | ||
総割引額 | 最大34,834円 | 7,544円 |
楽天モバイルの主なキャンペーンは
- プラン料金3か月間無料キャンペーン
- お申込みキャンペーン
の2つがあり、これらのキャンペーンを適用すると最大34,834円もの割引を受けられます。
一方で、mineoの主なキャンペーンは
- 月額基本料金割引キャンペーン
- OPPO製スマートフォン購入で電子マネーギフトプレゼントキャンペーン
の2つがあり、これらのキャンペーンを適用すると最大7,544円もの割引を受けられます。
割引額を比較すると圧倒的に楽天モバイルの方が圧倒的に優れていますね。
ちなみに、楽天モバイルの最新キャンペーンについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。
楽天モバイル・mineoのメリット・デメリット

ここまで、楽天モバイルとmineoを以下の項目で比較してきました。
① 月額料金・データ容量
② 通話/SMS料金
③ 通信エリア
④ デザリング
⑤ 対応端末
⑥ 申し込み方法・サポート
⑦ キャンペーン
それぞれのメリット・デメリットは以下のようになります。
■楽天モバイル
メリット |
デメリット |
|
データ使用量が0~3GBの時の 月額料金が安い |
データ使用量が3~10GBの時の 月額料金が高い |
|
データ容量が無制限 | ||
WEB・店舗での対応あり | ||
キャンペーン割引額が高い | ||
Android・iOSの両方に対応 |
■mineo
メリット |
デメリット |
|
データ使用量が3~10GBの時の 月額料金が安い |
データ使用量が0~3GBの時の 月額料金が高い |
|
データ容量が最大でも20GBのみ | ||
WEB・店舗での対応あり | ||
キャンペーン割引額が少ない | ||
Android・iOSの両方に対応 |
上記の比較結果を見ると、全体的に楽天モバイルの方がメリットが大きいことが分かりますね。
以降では、上記のメリット・デメリット踏まえて、
- 楽天モバイルがおすすめな人
- mineoがおすすめな人
を紹介していきます。
こんな人は楽天モバイルがおすすめ!

- 生活エリアが楽天回線エリア内の人
- 月々のデータ使用量が0~3GBの人
- 電話の使用頻度が高い人
楽天モバイルがおすすめな人は、上記3つのうち1つでも当てはまる人です。
それぞれの項目について解説していきます。
①生活エリアが楽天回線エリア内の人
そもそもの話、楽天モバイルには
- 楽天回線エリア
- パートナー回線エリア
の2つのエリアがあります。
このうち楽天回線エリアであれば、データ容量無制限で高速通信ができるようになるので、mineoよりも多くのデータ通信が可能となります。
また、楽天回線エリアはデザリングも無制限で使えるので、自宅Wi-Fiのための固定回線(光回線)を代用することが可能となります。
楽天モバイルを固定回線化することで、月々の通信費をかなり抑えることができますよ!
②月々のデータ使用量が0~3GBの人
楽天モバイルの料金体系は
■ 0~1GB ⇒ 0円
■ 1~3GB ⇒ 1,078円
■ 3~20GB ⇒ 2,178円
■ 20~無制限 ⇒ 3,278円
のようになっています。
mineoの月額料金と比較すると、以下のグラフのようになるので、月々のデータ使用量が0~3GBの人は、mineoよりも大分お得になりますよ。

③電話の使用頻度が高い人
楽天モバイルは、Rakuten Link使用時だけではありますが国内通話が無料になります。
最近はLINEで通話することが主流になっていますが、引越し時の連絡やLINEを利用していないおばあちゃん、おじいちゃんに連絡をとりたい時などもありますよね。
そんな方にとっては、通話料が無料であることはとても嬉しいですね。
こんな人はmineoがおすすめ!

- パートナー回線エリア内で5GB以上使いたい人
- 月々のデータ使用量が3~10GBの人
mineoがおすすめな人は、上記に当てはまる人です。
①パートナー回線エリア内で5GB以上使いたい人
楽天モバイルのパートナー回線エリアでは、データ容量が5GBを超えると低速通信(1Mbps)となってしまいます。
月々のデータ使用量が5GB以内に収まる人であれば問題ありませんが、5GB以上使いたい人であれば楽天モバイル(パートナー回線エリア)は物足りないと思います。
mineoの場合、楽天モバイルのようなエリアが存在しておらず、どのエリアでもプランのデータ容量までは高速通信できるので、地方の方にもおすすめです!
②月々のデータ使用量が3~10GBの人
mineoの料金体系は
◆1GB ⇒ 1,298円
◆5GB ⇒ 1,518円
◆10GB ⇒ 1,958円
◆20GB ⇒ 2,178円
のようになっています。
楽天モバイルの月額料金と比較すると、以下のグラフのようになるので、月々のデータ使用量が3~10GBの人は、楽天モバイルよりもお得になりますよ。

まとめ
この記事では、楽天モバイルとmineoを比較しました。
ほとんどの項目で同等程度のサービス内容でしたが、キャンペーン還元額・データ容量の点では楽天モバイルの方が優れていましたね。
このサイトでは、楽天モバイルの様々な特徴を解説しているので、ぜひ他の記事も読んでみてください。
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