- 楽天モバイルとahamoはどこが違う?
- 楽天モバイルがおすすめな人は?
- ahamoがおすすめな人は?
格安SIMってたくさんあるので、どれが良いのか迷ってしまいますよね。
また、どうやって比較すればよいか分からない人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、楽天モバイルとahamoに焦点を絞って、両者の特徴を比較しながら、どちらがおすすめなのかを解説します。
楽天モバイルとahamoのサービス比較

まずは、楽天モバイルとahamoの主要なサービス内容を紹介します。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ | ahamo | |
---|---|---|
運営会社 | 楽天モバイル | docomo |
プラン料金 | 0円~3278円 | 2,970円 |
データ容量 | 無制限 | 20GB |
通信エリア | 一部の都道府県 | 全国 |
申込み方法 | 店舗 or WEB | WEB |
キャンペーン | 〇 | × |
以降では、それぞれの特徴について詳しく比較・解説していきます。
【比較①】月額料金・データ容量
楽天モバイル |
ahamo |
||
楽天回線 エリア |
パートナー回線 エリア |
||
月額料金 | 0~1GB:0円 1~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20~無制限:3,278円 |
2,970円 | |
データ容量 | 無制限 | 5GB | 20GB |
データ容量 超過後の 通信速度 |
- | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
月額料金を見ると、楽天モバイルはデータ使用量に応じて月額料金が変わりますが、ahamoは一律2,970円に設定されています。
加えて、20GB使用した場合でも
- 楽天モバイル ⇒ 2,178円
- ahamo ⇒ 2,970円
と、楽天モバイルの方が安いため、月額料金の面では楽天モバイルの方が優れています。
ただし、楽天モバイルには2つのエリアがあり、それぞれでサービス内容が異なるので注意が必要です。
具体的には、楽天回線エリアであればどれだけ使っても高速通信が可能ですが、パートナー回線エリアだと5GB以降の通信速度が1Mbpsに制限されます。
楽天回線エリア・パートナー回線エリアのメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。
【比較②】通話/SMS料金
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ | ahamo | ||
---|---|---|---|
通話 | 国内 ⇒ 国内 | Rakuten Link使用時:0円 | 5分以内:無料 5分超過後:22円/30秒 |
国内 ⇒ 海外 | |||
SMS | 国内 ⇒ 国内 | Rakuten Link使用時:0円 | 送信文字数に応じて 1回あたり3~30円 |
国内 ⇒ 海外 |
楽天モバイルは、「Rakuten Link」という専用アプリを使用して通話/SMSすると、料金が0円になります。
つまり、どれだけ通話/SMSを利用しても一切料金がかかりません。
一方ahamoは、使用量に応じて料金が変化する料金体系になっています。
したがって、通話/SMS料金の面では楽天モバイルの方が優れています。
ただし、楽天モバイルでも「Rakuten Link」を使用せずに、通常の電話アプリで電話/SMSをすると、料金が発生するので、必ず「Rakuten Link」を使用しましょう!
【比較③】通信エリア
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
ahamo |
||
通信エリア | 一部都道府県のみ | 全国 |
結論から言うと、通信エリアに関してはahamoの方が優れています。
というのも、楽天モバイルはサービス開始が2020年4月であるため、基地局設置が全国にまで行き届いていません。
ここで、
楽天モバイルを契約しても、一部都道府県でしか通信サービスを受けれないの?
と思う方もいるでしょうが、楽天モバイルを契約しても全国で通信サービスを受けれるので安心してください。
なぜなら、ここで言う「通信エリア」とは、運営会社の基地局の通信サービスを受けれるエリアのことを言っているからです。
楽天モバイルは、一部都道府県(主要都市)のみにしか自社の基地局回線は利用できず、それ以外のエリアはauの基地局の回線を借りて、通信サービスを受ける形となっています。
ただし、「【比較①】月額料金・データ容量」にもあるように、エリアによってサービス内容が異なるで注意が必要です。
【比較④】デザリング
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
ahamo |
||
デザリング機能 | 〇 | 〇 |
両者ともに、デザリングサービスを有しています。
しかし、データ容量は
- 楽天モバイル:無制限
- ahamo:20GB
であることを考慮すると、デザリングに関しては楽天モバイルの方が優れています。
というのも、デザリングを行うと通常利用よりもデータ通信をしてしまうので、いかに多くのデータ容量を有しているのかが重要になるからです。
ちなみに、デザリングの通信速度や固定回線化(楽天モバイル)については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。
【比較⑤】対応端末
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
ahamo |
||
Android | 〇 | 〇 | |
iOS | △ | 〇 |
結論から言うと、対応端末に関してはahamoの方が優れています。
というのも、両者ともにAndorid端末に対応しているのですが、楽天モバイルはiOS端末に一部機能の制限がかかるのですが、ahamoはそのような制限が一切かからないからです。
iOS端末の機能制限(楽天モバイル)については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。
【比較⑥】申込み方法・サポート
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
ahamo |
||
WEB | 〇 | 〇 | |
店舗 | 〇 | × |
楽天モバイルはWEB・店舗の両方で申し込みやサポートを受けることができます。
一方でahamoは、WEBでの申し込み・サポートは受けれるものの、店舗ではこれらのサービスを受けることはできません。
なので、WEBに慣れている人であれば問題はありませんが、慣れていない方からするとahamoは少し不便かもしれません。
したがって、申し込み・サポートに関しては楽天モバイルの方が優れています。
【比較⑦】キャンペーン
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ |
ahamo |
||
割引額 | 最大34,834円 | 0円 |
楽天モバイルの主なキャンペーンとして
- プラン料金3か月間無料キャンペーン
- お申込みキャンペーン
の2つがあり、これらのキャンペーンを適用すると最大34,834円もの割引を受けられます。
一方でahamoは、キャンペーンを実施していません。
したがった、キャンペーンに関しては楽天モバイルの方が優れています。
楽天モバイル・ahamoのメリット・デメリット

ここまで、楽天モバイルとahamoのサービス内容を比較してきました。
それぞれのメリット・デメリットは以下のようになります。
■楽天モバイル
メリット |
デメリット |
|
月額料金がデータ使用量に応じて安くなる | 通信エリアが狭い | |
データ容量が無制限 | ||
WEB・店舗で対応あり | iOS端末に一部機能制限がある | |
キャンペーン割引額が高い |
■ahamo
メリット |
デメリット |
|
通信エリアが広い | 月額料金が一律で設定されている | |
データ容量が20GB | ||
対応端末の種類が豊富 | 店舗対応なし | |
キャンペーンなし |
楽天モバイルは料金面でのメリットが大きく、ahamoはサービス面でのメリットが大きいことが分かりますね。
以降では、上記のメリット・デメリット踏まえて、
- 楽天モバイルがおすすめな人
- ahamoがおすすめな人
を紹介します。
こんな人は楽天モバイルがおすすめ!

- 生活エリアが楽天回線エリア内の人
- 月々のデータ使用量が0~3GBの人
- Androidユーザー
楽天モバイルがおすすめな人は、上記3つのうち1つでも当てはまる人です。
それぞれの項目について解説していきます。
①生活エリアが楽天回線エリア内の人
楽天モバイルには
- 楽天回線エリア
- パートナー回線エリア
の2つがあります。
楽天回線エリアであれば、データ容量無制限で高速通信ができるようになるので、ahamoよりも多くのデータ通信が可能となります。
また、デザリングも無制限で使えるので、自宅Wi-Fiのための固定回線(光回線)を代用することが可能となります。
楽天モバイルを固定回線化することで、月々の通信費をかなり抑えることができますよ!
②月々のデータ使用量が0~3GBの人
楽天モバイルの料金体系は
0~1GB ⇒ 0円
1~3GB ⇒ 1,078円
3~20GB ⇒ 2,178円
20~無制限 ⇒ 3,278円
のようになっています。
なので、特に月々のデータ使用量が0~3GBの人は、ahamoの月額料金(2,970円)よりも大分お得になりますよ。
③Androidユーザー
楽天モバイルの以下の機能を全て利用できるのは、Android端末のみです。
- 4Gデータ通信
- 通話
- SMS
- APN自動設定 海外/国内
- 接続回線の自動切換(楽天回線⇔パートナー回線)
- ETWS
- 10/119通話などでの高精度な位置情報測位
とは言っても、iOS端末でも「4Gデータ通信」「通話」「SMS」が利用できるので、そんなに困らないとは思います。。。
ただし、iOS端末は機能制限の他にも「動作保証対象外」とされているため、iOS端末で楽天モバイルを利用する場合は自己責任となります。(このあたりは、「iPhoneの注意点」で詳しく解説しています。)
Android端末にはこのような制限がないので、安心して楽天モバイルを利用できますよ!
こんな人はahamoがおすすめ!
- パートナー回線エリア内で5GB以上データ通信したいの人
ahamoがおすすめな人は、上記に当てはまる人です。
①パートナー回線エリア内で5GB以上データ通信したいの人
楽天モバイルのパートナー回線エリアでは、データ容量が5GBを超えると低速通信(1Mbps)となってしまいます。
月々のデータ使用量が5GB以内に収まる人であれば問題ありませんが、5GB以上使いたい人であれば楽天モバイル(パートナー回線エリア)はおすすめできません。
ahamoの場合、楽天モバイルのようなエリアが存在しておらず、どのエリアでも20GBまでは高速通信できますよ!
まとめ
この記事では、楽天モバイルとahamoを比較してみました。
通信エリア・対応端末はLINEMOの方が優れていましたが、それ以外の項目では楽天モバイルの方が優れていましたね。
このサイトでは、楽天モバイルの様々な特徴を解説しているので、ぜひ他の記事も読んでみてください。
\ 今なら3か月間無料! /
コメント